今回はPS2版「灼眼のシャナ
| プラットフォーム | PlayStation2 【Best版 |
| ジャンル | 美少女ADV |
| 発売日 | 2006/3/23 【2008/2/7】 |
| ブランド | メディアワークス |
脳内ゲストはシャナさんです。

本名・年齢ともに不詳。
現在は御崎高校一年平井ゆかりの存在に割り込み生活している。
“天壌の劫火”アラストール(CV:江原正士)のフレイムヘイズ。
「炎」の色は紅蓮。
優れた知性と圧倒的な戦闘力を持っているが、普段は甘いものが
大好きな普通の女の子。
(C)2006 高橋弥七郎/Media Works Inc. イラスト/いとうのいぢ
やまだ:よろしくお願いします。
シャナ:ん。
アラストール:うむ。
やまだ:本当はカルメルさんもお呼びしたかった所なんですが、ティアマトーさんのキャラを崩さずに
書く自信が無いので、このメンバーだけで進めたいと思います。
シャナ:どっちにしても、ヴィルヘルミナは今日用事があるから、来れない。
やまだ:ではゲーム版「灼眼のシャナ」のお話に移りますが、まず断っておきたい事が1つあります。
シャナ:なに?
やまだ:やまだは「FF12」をクリアしてその余韻が残っている状態で本作のプレイに移行しましたが、
この記事の為に何周もプレイしましたし、本作をクリアしてからこの記事を書き始めるまでに
1日間も空けたので、冷静に本作について話せますので。
シャナ:何が言いたいのよ?
やまだ:FFボケした妙なテンションでの意見では無いと言っておきたかったんです。
シャナ:ふうん・・・・
やまだ:ではいきます。
しつこい様ですが「FF12」にはきっちりハマりましたが、その面白さと比較して、
などという意見ではありませんので。
シャナ:本当にしつこいわよ。
やまだ:では・・・・・・・本作ははっきり言って駄作です。
シャナ:っ!
やまだ:「灼眼のシャナ」という作品──これは原作本やアニメという意味ですが・・・・が好きなやまだ
としては本当に残念としか言い様が無い程酷い出来でした。
シャナ:何言ってるのよ!
アラストール:落ち着くのだ、シャナ。
シャナ:でも!
アラストール:まずは理由を聞くべきだろう。
シャナ:ムー・・・・
アラストール:・・・・まさかその言、理由無きものではあるまいな?
やまだ:とんでもありません。
理由は多々ありますが・・・
シャナ:多々・・・・
やまだ:まず「灼眼のシャナ」というものを知らない方にまったく優しくないシナリオ構成だという
点が1つ。
シャナ:知ってる人間には・・・!
やまだ:では知っている方にはどうかというと、原作やアニメに遥かに劣る粗いシナリオでガッカリして
しまうでしょう。
シャナ:そんなこと・・・・
やまだ:「そんなのはどうでもいい!キャラゲーなんだ、シャナたんにハアハア出来ればいいんだ!」
という方にはどうでしょう。
シャナ:そんな奴はやらないでいい。
やまだ:まぁそう言わずに。
そういう方にも正直微妙なラインだと思います。
まぁこの辺は人によって感じ方の違いにかなりの幅があるでしょうし、一概には言えない
かもしれませんが、キャラ萌えという観点でも甘い気がしました。
シャナ:私もう帰る。
やまだ:そうですか。
このメロンパンはいらないんですね・・・・
シャナ:むっ!
やまだ:どうぞ。
シャナ:ん・・・・
アラストール:やれやれ。
やまだ:さてシナリオ面は今話した通りですが、ゲームシステムの方も残念な仕上がりと
なっています。
シャナ:あむあむ・・・
やまだ:本作は基本的には選択肢を選びながら進めるADVタイプのゲームです。
同ジャンルの他のゲームとは違う本作オリジナルの要素として、アクティブ・カウントダウンと
戦闘モードというものがあります。
シャナ:まあまあ美味しかった。
やまだ:もう食べ終わったんですか。早いですね。
シャナ:別に、そんなことない。
やまだ:話を続けますね。
アクティブ・カウントダウンというシステムは、素早い判断が求められる展開で起動します。
ランダムに表示される5つのボタンを制限時間内に正確に押すというもので、
成否によってその後のストーリー展開に変化が現れます。
シャナ:こんなの簡単よ。
やまだ:まぁ簡単ですが、あっても無くてもいい様なシステムに感じました。
この成否がエンディング分岐条件の1つになっていたりするんですけどね。
シャナ:ふうん。
やまだ:ゲームシステム面の最大の問題は戦闘モードです。
本作は全8章という構成なのですが、各章毎に1回づつこの戦闘モードが
設けられています。
対戦相手は「灼眼のシャナ」をご存知の方にはお馴染みの相手ばかりです。
1組だけ例を挙げるとティリエルさん・ソラトさんのお二方が登場します。
アラストール:“愛染の兄妹”か。
シャナ:なんでその2人なのよ?
やまだ:その理由は後程分かりますよ。
シャナ:む?
やまだ:戦闘システムについてのお話をしますと、このシステムは○□×ボタンを使ったジャンケンの
様なものですね。
詳しいシステムの解説は公式サイトに・・・・載ってないですね。
シャナ:自分で説明しなさい。
やまだ:かなり面倒なんですが・・・・・
| プレイヤーと敵キャラクターが交互に行動を行います。プレイヤーはまず、溜め・攻撃・移動・終了の4つのコマンドから行動を選択します。行動するごとに「存在の力」が消費されますので、1ターンで可能な行動は、「存在の力」の残量で決まります。プレイヤーが終了コマンドを選択することにより、ターンは終了し、敵キャラクターの行動に移ります。敵キャラクターが攻撃を行った場合、プレイヤーは防御をすることになります。最終的にHPが0になった方が敗北です。 |
やまだ:という感じです。
シャナ:それ・・・・ゲームの解説書に記載されてる説明そのままじゃないの?
やまだ:分かりました?
面倒だったので丸写ししてみました。
シャナ:何してるのよっ!
やまだ:絵的には、対峙するシャナさんと敵が2Dで描かれます。
特殊技を発動した際にはカットインムービーが入るので、その点だけは良いですね。
というより、それがあるから耐えられるというレベルですが。
シャナ:何がそんなに気に入らないのよ?
やまだ:先程“ジャンケンの様なもの”だと言いましたが、これは運の要素が強いからという意味も
含めての言葉だったりします。
シャナ:運だけじゃない。
やまだ:戦略性がまったく無いとまでは言いませんが、ADVのおまけ的なミニゲームというレベルで
しかない造りなのがですね・・・・
まぁ実際そういう位置のものなんですが。
シャナ:それなら問題無いでしょ。
やまだ:いえ、話には続きがあってですね、1戦が長い上に負ければゲームオーバー。
あ、負けてもその戦闘の頭からやり直せるんですけどね。
そして2周目以降も飛ばせないので、完全にストーリーの流れを悪くしているんですよ。
シャナ:ムー・・・・こっちは命懸けで戦ってるのに・・・・
やまだ:この戦闘パートはアクティブ・カウントダウン以上に必要ない、寧ろ邪魔にさえ感じました。
シャナ:もういい。
やまだは「灼眼のシャナ」自体が嫌いなだけ。
やまだ:とんでもないです。
やまだは電撃文庫の原作やアニメにはどっぷりハマッた人間ですよ?
ハマッてると言うべきですが。
つまりですね、「シャナって何?」という方には本作はまったくお勧め出来ないと言いたい
訳です。
このゲームはすでに「シャナ」を知っている・・・・いえ、「シャナ」が大好きだという方向けの
ゲームだと。
アラストール:ふむ、理には適っているが。
やまだ:「シャナっての何か人気あるみたいだし買ってみようかな」という方がいたら、
少し待って下さいと言いたいんです。
シャナ:好きだって言うなら、勧めなさいよ。
やまだ:「灼眼のシャナ」という作品が好きなやまだとしては「シャナ」の世界は勧めたい所
なんですが、本作を入口にしてしまうと「何だシャナってつまらないな」となってしまう事
請け合いで・・・・
本作の購入を迷っているのでしたら、そのお金で原作本やアニメDVDの購入を
お勧めします。
シャナ:そこまで言い切るってことは、相当PS2版の出来は悪いのね。
やまだ:そうですね。
それも、ここまでに挙げた部分だけでは無いんですよ、問題点は・・・・
シャナ:もういい。
やまだ:全体のボリュームが少ないという点です。
結構時間が掛かると言った戦闘パートも含めて1周のプレイ時間は約3時間程で、
完全な一本道なので2周以降は8割〜9割が既読となる程のテキスト量となっています。
シャナ:・・・・・長ければいいというものでもない。
やまだ:充実の内容でしたらいいんですけどね。
まるでアペンドディスクかの様な内容でこのボリュームの少なさは・・・・
シャナ:ムー・・・・
やまだ:そして更にですね・・・
シャナ:な!まだ何かあるのっ!?
やまだ:残念ながら。
次はグラフィックについてです。
立ち絵・イベントCG共にかなり質が悪いです。
これはアニメでしか「シャナ」を知らないという方には辛いのではないでしょうか。
またお色気度という意味でもアニメ版を知っている方からしたら物足りないのではないかと。
シャナさんや吉田さんなどの水着・バスタオル姿は堪りませんが。
シャナ:なっ!
やまだ:ちゃちなシナリオ、時間が掛かり面白味が無いにも関わらず適度な難易度がありストレスの
溜まる戦闘パート、と散々な中、癒してくれるオアシス。
それが水着・バスタオルシャナさんなのです。
シャナ:な、な、ななな・・・・
アラストール:む・・・・
やまだ:アニメ版と比較すると物足りないと言いはしましたが、やはり堪りません。
シャナ:いやらしいこと・・・!
やまだ:シャナさん。
シャナ:・・・・なに?
やまだ:この水着を着て下さい。
シャナ:っ!
やまだ:あ、バニースーツやチャイナドレスももちろん用意していますので。
シャナ:・・・・・・・
やまだ:シャナさん?
シャナ:・・・・封絶。
やまだ:そんな事しなくても着替えを覗いたりしませんよ。
シャナ:っ!?
アラストール:封絶の中で動けるとは。
やまだ:ええ、動けますが?
シャナ:・・・・・封絶を解く。
やまだ:では着替えの方を・・・・
シャナ:うるさい!何で私がそんなことをっ!
やまだ:悠二さんに頼まれれば着るのに・・・・
シャナ:べ、別に悠二のために着たわけじゃない!
やまだ:そうですか?
嬉々として悠二さんに水着姿を披露していた様に見受けられましたが。
シャナ:うるさいうるさいうるさい!
とにかくそんなもの着ない!
やまだ:そうですか?残念です。
アラストール:当然だ。何を下らぬことを言っている。
やまだ:では最後となりましたが、本作で間違いなく褒めるべきな良い部分について。
シャナ:あるなら、それを早く言いなさいよ。
やまだ:その良い部分とはずばり、セーブ・ロードの速さです。
シャナ:え?
やまだ:他のADVのクイックセーブ・ロードと変わらない程です。
他の部分は非常に残念な出来ですが、これだけは素晴らしいです。
内容が薄いから可能なんでは・・・・だなんて野暮な言い方はしません。
シャナ:それだけ?
やまだ:それだけと言いますと?
シャナ:他にはこのゲームの長所は無いのかって聞いてるのよ。
やまだ:他には無いですね・・・・・
あ、もう1つ。
シャナ:あるんじゃないの。
やまだ:いえ、長所では無いんですけど、話し忘れてた事を1つ思い出したので。
シャナ:む?
やまだ:先程ティリエルさんとソラトさんのお二方を例に挙げたのには理由があると言いましたよね?
シャナ:ああ。
やまだ:本作はCERO12となっているんですが、どう見ても全年齢だと感じた訳ですよ。
それで何処が引っ掛かったのかと考えてみたんですが、シャナさん達の湯煙無しの
バスタオル姿か、もしくはティリエルさんとソラトさんの会話かなと。
それが言いたかっただけなんですけどね。
シャナ:・・・・どうでもいい。
やまだ:確かにどうでもいいですね。
では今回はこの辺でお開きとさせて頂きます。
シャナ:もう私のこと呼ばないで。
アラストール:うむ。まったくもって無益な時間であった。
やまだ:分かりました。ではまた呼ばせて頂きます。
シャナ:なっ!
アラストール:諦めろ、シャナ。
こ奴の様な人間には何を言っても無駄であろう。
やまだ:よくお分かりで。
それでは。
ご清聴ありがとうございました。
![]() | 電撃SP 灼眼のシャナ メディアワークス 2008-02-07 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
![]() | 灼眼のシャナ 特典イラスト集"焔″付き メディアワークス 2006-03-23 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
⇒「灼眼のシャナ」関連商品
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)









































































